自分の周りの世界はずっと変化していない、ように見えるから
自分の体も同じだろうと思ってしまう。
自分の体は鉄のように変化しないものだと思ってしまう。
お客さんによっては
来られるたびに毎回別人かと思うほどの変化でお越しになる方もいます。
ということはきっと、数分ごとに身体が変化しているのではないかと思います。
鍼をした直後も全く別人になるので。
もちろんご本人にその自覚は全然ありません。
良くなったからもう行かない
悪くなってるからもう行かない。
こういった方が残念なのは
この別人変化のことを信じていただけていないことです。
私の手の感覚をもし何かで伝えられたら良いのにーー!!
とよく思います笑。
ほれ、感じてみ、凄いでしょ?と。
体は誰でもいつも川のように、空の雲のように変化しています。
だからこそ良くなるし悪くもなります。
この変化に気がつかないから悪い状態をそのままにしてしまいます。
良い状態を維持しようとするなら
その指標を指し示し、いつでも串刺しにしておくくらいの覚悟が必要です。
悪くなることは体にとって「悪」ではないからです。
そっちの都合でそうしたんだから知らないよ。
といつでも悪い方へ向かわせます。
痛いのだって、変な形になるのだって、知らないよ。
示した方向から遠く離れてしまうと
もう元に戻すことが難しくなってしまう年齢もあります。
あなたの体は鉄ではなく
川や雲ように変化していることを忘れないでください。