病を起こす原因にメンタルがあると知っている方は少ないです。
体から病の原因が見つからなければ、心に原因があると最終的に言われ
そんなはずはない!
と絶望するのではないでしょうか。
わたしの勝手な(笑)解釈はそれとは逆で
心が病の始まり、です。
どうしてそれを確信しているかというと
東洋医学の考えに由来します。
「志」と「病や体質」との関連を説いていて
それを元に長年ヒトの体をみていると
本当に良くできた理論だなー、と毎日感心するからです。
正直いうと
体の方がコントロールはカンタンです。
心の方がじゃじゃ馬のように、あなたも乗りこなすのが難しくなる時がありませんか。
体は皆さんきっちり同じ反応をするんですよ。
ハリをした時の反応率はほぼ100%と言って良いくらい「みんな」同じ。
どれくらいで変わり、どれくらいで良くなるか
など予想が外れることはあまりありません。
だからわたしはハリをしている時、あなたの体を疑うことは1ミリもないです。
必ず思っている通りに変わるとわかっていますし、
ハリをした直後はそれがとってもわかりやすく出ています。
でも、それを感じるかどうかは心が決めます。
この良くなる変化率を崩していく過程も心が決めます。
金太郎飴のようにハリをした直後の反応は同じなのに
崩れていく過程、崩れていく場所は人によって変わっていくのです。
そこがヒトの不思議なところ。
だから病を決めているのは「心」だとわたしは思っています。
こんな風に心と体がつながっているのなら
体から心へ何かを送ってあげることはできないのかな
と思い、いつもハリをしています。
「ワンネス」という考え方をご存知ですか。
わたしはこれが先で書いた「みんな同じ反応をする」
ということにつながっているのではないかと思っています。
ワンネスの考え方は後から知りました。
先に自分の手の感覚で
みんなどうしてこんなに同じなんだ??
と捉えていて不思議だな〜と思っていたんです。
みんな同じ1枚の膜からできているような感覚は今でも毎日感じています。
だから、あなたがポジティブな想いでいるとそれはみんなに広がっていくんです。
自分が心を変えるとそれは隣に伝わり、世界を変える想いに繋がるんです。
そしてその反対、あなたのネガティブな想いで
あなたの周りのネガティブな世界を実は自分で作っているのですね。
広げているのは自分なんだと気がつくことも
病の治し方の一つです。