今日行った鍼灸治療の説明をしなさい。

ほんといつも申し訳ないなと思うんです。

「今日の体はどうでしたか?」

のご質問にあわわわ。。となるんですよね。。動揺に気が付かれたらあかん!と又さらに慌てる笑。

体を触っている張本人が動揺するっておかしいですもんね。。

お客さまにはこの心の中の動揺には気が付かれていはず!と勝手に思い込んでいますが、敏感な方が多いので。。

お体をみせていただいている時、実はとっても心地よいです。

例えると、

ぷかぷかお天気の良い日に太平洋に一人静かに浮かんでいるようなーーーーーー。

なんじゃそれ。

この感覚の時にあー、これはこうでアレで、と考えちゃうのってイヤですよね?

それが治療の最中でわたしの中で起こっているせいで、「説明」という頭を使ってコトバにすることをやっていません。

じゃあなぜ治療ができるんだ、というと勝手にあなたのお体が教えてくれるのでその通りに動いているだけです。

だからその時、その瞬間のお体の材料で、最高の体には必ずなっていますのでご安心ください。

で、説明をする。ということですが、ほとんど後付けかもしれません。

「ほとんど」というのは、ある程度はやはり初めにお話を伺ったり、拝見させていただいたりして、治療の指針は瞬時に作ります。

でも、本当にそれが当たったことで体が良い方向に向かったのかは誰にもわかりません。

体の本当の仕組みは解明されていませんから。

解明されても知識が広まるのには、まだ何百年もかかるのではないでしょうか。

天動説と地動説くらいの大きな革命がみんなに起きないと、解明には程遠いと思います。

ですので、体が治っていく仕組みというのは実はさらにわかりません。

だから後付け、というかこじつけ?笑

この方にはご説明をしないといけない!

というときは、ぷかぷか海に浮かびながらもハッと我に返り

えーーっとこれがこうなってるから、東洋医学ではこうやってご説明ができるな。よし!大丈夫!

と頭を使います。

ご説明をしないといけないと思っていない時は、この過程をすっ飛ばしているので

聞かれるとしばらくフリーズして、自分がどのように動いたかの過程を思い出し、よし!となるまで待たないといけないです。

でもフリーズしている暇はないので笑、ない頭を絞るので慌てます。

全員の方にきちんとご説明を、と思うのですが

ぷかぷか浮いている方が確実に良い変化の割合が多いので、ついすっ飛ばしてしまい聞かれないとご説明を忘れます。。

お体が鈍感な方はどのように良くなったのかわかりにくいので、ご説明を飛ばしてはいけないと反省します。

ぷかぷか浮かびながらも頭を、コトバを使わなきゃと反省しています。

それにしても言葉というのは、何にも現していないな、、とつくづく感じます。

見えるものの説明は簡単です。

でも見えないものに関する言葉があまりにも少ない。

あなたの中に感じる感情の種類

お体が訴えてくる波のような変化

この一つ一つを言葉にすることがとってもむずかしいです。

お客さまとの共通言語がなくフリーズしてばかりです。本当に申し訳ないです。

治療中のわたしの頭の中がのぞけ、画像にでもできる機械があればな笑。

数百年後にはできてるかもと期待しています。

この記事を監修した人:にしはたみえ

インテリアに異常にこだわりすぎてる鍼灸師。息子2人。ナチュラルライフを実践中。

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