60代、70代くらいの女性のお客さまからよく聞くコトバ。
「わたし、怠け者だから、、」
このお言葉を聞くたびにちょっぴり虚しくなります。
家族のためにこんなに体を動かして来たのに
しんどくなったのを自分の怠け心のせいにされているなんて、と。
今の若い方と違い、自分を犠牲にすることを当たり前だと思っておられる方が多いと感じます。
当たり前すぎて、自分が頑張りすぎて来たことすら全く感じておられません。
体も心も息つく暇がなかったら、体が悲鳴をあげるのは当然です。
この当然を全く知らないまま60代まで来てしまうと体は見える病気を作り出します。
体の限界が来て動けないのに
自分が怠けている、と思わないで!と伝えています。
人は「動物」です。
動くために作られているので動くことは苦ではないのです。
それが「怠けたい、、」と思うということはよっぽどなんです。
また、嫌なことをずっと我慢して行なっているのに
自分が怠けているせいだ、でごまかしていると
体と心が離れてしまい、動いていないのに心によって体の生命力が奪われます。
悪循環です。
この年代の方は自分にお金をかけるのを躊躇されます。
自分の体をよくするのにお金なんてかけるなんて贅沢だ、
と思われています。
でもあとあと突然倒れることになるとそれこそ周りへの影響がすごいのです。
そして結局お金はたくさんかかります。
影響が大きい沢山のことをやって来ておられているのです。
倒れないような策はしっかり打っておいてい欲しいです。
精神の強さ、犠牲の精神だけではどうにもならない体の限界というものがあるのです。
「強制終了」にならないでほしいのです。