妊活から始まり、0歳からお越しになっておられるお子さまの湿疹です。
もうほぼ完治したと言って良いくらいになりましたので
お写真をご提供していただきました!感謝です!
現在小学校低学年ですが、今まで保湿もステロイドも塗られていません。
お子さんを産む前から何も塗らなくても良いことを知っていないと
ステロイドを全く塗らない、という選択をされないので一般では珍しいと思います。
アトピーに多い主に関節に深い湿疹が繰り返し出ていました。
今は胃もよくなり、脈も若者に戻り、食べたものがきちんと栄養として回るようになったせいか
関節や筋肉ががっしりとしてきました。
本来の体になろうと今頑張っている感じですね。
こちらのお子さまはずっと胃が悪く、小さい時から背中のスジがなかなか取れませんでした。
60歳くらいの男性の背中をしており、それがなかなか動きませんでした。
この子くらいの動かなさはあまりなく、珍しいので
治療期間も長くなっています。
とても賢く3歳くらいでもベットでおとなしく寝ていられるくらいなので
かなり周りに気を使う性格です。
なのでちょっとしたことでも、胃がキューっと動かなくなってしまっていたんでしょう。
でも、アトピーなどが出るお子さまはこういった性質の子が多いですね。
もう一つ、湿疹の出るタイプとして腸が悪くて出る方もいます。
この場合はこの子のように関節部分に出るのではなく、
皮膚全体にカサカサとしたかさぶたのような湿疹が出ます。
手足の関節がもともと太く、首が短めなので体を拝見しただけでも
腸のタイプだな・・・とわかります。
皮膚は排泄も行なっているので単にその仕事をしているだけなんです。
皮膚が悪くなっているのではなく、本来の通路で体に必要ないものを出せないから
しゃーないから皮膚から出そか
となっているだけです。
本来の通路がしっかり元に戻ると皮膚は必ず治ります。
皮膚機能は別に悪くなっておらず、元からずっと正常に働いているからです。
見た目がどうしても悪いように見えるので、
この考えに転換するのがなかなか現代では難しいのですが。
脱ステ(ステロイドをやめ、リバウンドを超えること)から始まる治療はやっぱり長くなります。
少しでも塗った場合、下手すると大人になっても湿疹が大きく再発し
職種によっては就職に影響が出ることも聞いたりします。
できれば本当に願うのは
皮膚が何をしてくれているのかをしっかり理解してあげ
ウンチなどをすることと同じように湿疹のお子さんの皮膚を見てほしいです。
トイレに行くのは当たり前。
ど注目しないですよね。
そうかそうか、出たか。よかったね。
これくらいのことなんです。湿疹なんて。
お子さまは特にまだ、世間の目にさらされていないので
私も治療中は湿疹に注目はしません。
写真のお子さまも親御さんがいい感じであまり注目していないからこそ
湿疹がわかりにくい写真しかないんですよね笑
この湿疹を見られている・・・
とお子さまが気がつくと意識してしまいます。
これの皮膚を治さないと自分はダメなんだ・・と無意識に思ってしまうでしょう。
大きくなると周りの人から言われ出します。
そこから、湿疹を目の敵にする意識もでて、
これがあるから、、
などの色々な言い訳に使ってしまいます。
小さなお子さまは早く完治するし
世間の目にさらされる前に治してしまい
皮膚の呪縛に囚われないようにしたいです。
我が子の時に湿疹の経過の写真を撮りましたが、コツは
わー!よくなってきたねー!パシャっ
とさりげなく撮る。
その後湿疹を一切見ない。
で撮りました!
経過の写真を撮るのはオススメなんです。
毎日見ていると治っていないように見えるし、過去どうだったかすっかり忘れやすく
どんどん悪くなってる!
と勘違いが起こります。
上のようにさりげなく撮ってみてください^ ^