「今年の夏は汗をほとんどかかなかったな〜」
という方が多いのではないでしょうか？
今年は暑いから
クーラーをつけっぱなしにしましょう！と
よくアナウンスされていたようですね。
テレビを見ないので詳しくはわかりませんが（笑）
熱中症になるのを防ぐのことは確かに大事です。
でも、人ってカエルみたいな変温動物ではありません。
環境とは関係なく快適な体の設定を自分でできる生物です。
その能力は、怠けていると衰えるものだと思います。
いかに体を快適にするかを体は良くわかっていますよ〜。
エネルギーを使わなくてよいなら、使わない、怠ける（笑）
でも、本来使わないといけない能力を使わずに過ごすとどうなるか。
どうして人は汗をかくのか。
無駄な機能なら人に備わっているわけがないですよね。
体温を下げるのも一つ。
いらないものを代謝もしますね。
鍼灸師的にみると
体温のコントロールができなくなっている人のために
なんとか汗をたくさん出して
調節しようといていることがよく見られます。
他にも多分たくさん汗が出る理由ってあるんだと思います。
それをもし、夏の間ほとんど機能させなかったら。。
今後、涼しくなり冬に近づいても
その機能が復活することが難しいのかもしれません。
また、汗をかかなかった方が、
ことごとくだるさや、むくみをとても感じられています。
体からいらないものをすぐに出す！
という機能をうまく使えなくなるのではないかなと感じます。
これを毎年続けているとどんな体になるのでしょうか。
体が大きくなったり、
常にむくんでいたり、
胃腸の動きが悪くなったりもしますね。
人の体はいつもアップデートできると思っています。
毎年気温が暑く上がろうが、それに耐えられる方法はあります。
健康でいて、かつ
汗をきちんとかける能力のある体を持つこと。
もう、これにつきます。
そこをアップデートすることが大事です。
汗をかくというのは、
環境の変化に耐えるための
神様からの贈り物です。
現代の生活では
どうしても、汗をかくと色々と生活がしにくいです。
でもなるべく夏だけでも
贈り物を活用できるように意識する。
そうすると
そのあとの秋や冬の体調が変わると思います！
