現代を生きている人には
わたしも含めて心を凄いスピードで動かしている人が多いと思います。
心の動きは目には見えないので、早く動いていることも気が付きにくいですね。
心を爆速で動かしていると脳をいつも爆速で動かしているようなもので、
心以外の部分もそれについていくように爆速で動いてしまうようです。
そうすると体はどうなるか。
単純に早く動いたり、運動したりしたらどうなるかを思い出してもらったら良いと思います。
息が切れる
熱くなる
心臓が早く動く
汗をかく
喉が渇く
これらが体を動かしていなくても出てきます。
体を動かしたら出る、なら正常なので止まるとおさまります。
でも、動いていないのに出てしまうと
おさまる先がなくずっとこれが続くことになります。
そして、これらが続くと他にも影響してさらに症状(みたいなもの)が増えます。
生理が何回も来る→不妊とか
内臓の動きがバラバラになり連動しなくなる
→便秘、胃十二指腸潰瘍、動悸、他もろもろ
熱が増えすぎて居場所をさまよう
→頭痛、目のかすみ、耳鳴り、めまい、肩こり、首いたい、他もろもろ
と、書いた以外にも分類するとたくさんの病気が発生することになります。
ほとんどの病気はもしかしたら
自ら起こしているものではないかとわたしは感じています。
もちろん、ウイルス感染もろもろもそうです。
「外に敵はいない。」
まるで何かメンタルの標語のようですが笑、
外に敵がもしいるなら、鍼灸はほとんどの病気に効果がないことになっちゃいます。
あんなハリではなにも倒せないです笑。
なので、最近わたしは体からのアプローチだけではなく、心とかその人の魂とか、
もっともっと「中身」をみようと意識しています。
ヒトの「中心」ですね。
そういうことに気がつけた、ささない鍼灸はほんと奥が深いなーと日々思います。