よくありますが、
こんな病気を治しました!
病院でも治らなかった病気が治りました!
といったおはなし。
私は、こいうことに意味を感じませんし
憧れません。
治療をする側からしたらこういったことってすごく尊敬を集めて
憧れの存在だから、目指そうとする像になりがちです。
私も少しだけ、昔はそうでした。
鍼灸がまだまだできないとき、やっぱり憧れなどがないと
安い給料で(笑)修行みたいなことは続かないです。
だから、こういった高い目標は大事だと思います。
本当に自分は鍼灸師に向いているのか、
本当に人を治すことができるようになるのか、
これで食べていくことができるのか。
この世界に入ったばかりでは不安の日々が続きますから。。
私が目指しているのは
すごく大きな病気をする前にそれが起らないと自信を持って言える
そんなお体を手に入れてもらうことです。
病気は、なってからでは遅いです。
組織が変わってしまうと
それをなかったことにはなかなかできません。
だから、いかにお客さん自身も「わからない世界」で
体を構築して病気にならないようにするかを自分のかなで
競っています(笑)
正直、自分自身との戦いなので
これをお客さんに少しでも理解してもらう言葉が難しくて
日々工夫をしないといけないです。
だから、見えるような結果は嬉しくもないのです。
見えるよになってしまった時点で、私の負け。私に私が負けたのです。
大きな病気をした時点で苦しみは発生してるから
そんなの本当に来てもらっている方にはなってほしくないです。
出来るだけ、見える病気にはならないようにしたいです。
そんなもので苦しんでいる時間があるなら、
楽しい時間を過ごすことに使って欲しいです。
だから、
鍼灸で大きな病気が治りました!
の評価は少し嬉しくないと思ってしまいます。
でも、でも、
やっぱりそういうわかりやすい評価を人々は求めます。
それが見えないと鍼灸を選んでもらえない現状です。
だから、こんな病気が治りました!の口コミを書きます!
とおっしゃっていたけると本当に嬉しいです(笑)