自分の体に病気が発見された時、
これからどうなるのかが一番心配ですよね。
治るのだろうか、このまま悪くなるのだろうか、不安だなって。
でも、わたしは病の先よりも病の過去に興味があります。
どうしてこの方に、この病が起こったのか?
お体と対峙するときに一番考えることです。
生まれ持った体質だったり性格だったり、普段の生活の仕方で理由が分かったりするので
それを紐解くことが、病が消えてくれるかどうかの重要ポイントだと考えています。
だから時々、「この病は治るのかどうか」と未来をとっても気にする方とは話がチグハグになる時があります(笑)
当然みんな先が知りたいですもんね。。
でも、絡まったヒモを解こうとする時と同じで
どうやったら元を辿れるかをよーく観察しないと絡まりは解けません。
病も絡まりの積み重ねなので
どうやったら元を辿れるかをよーーーく観察しないといけないんです。
絡まり具合から、
今後はどうやって生活をしていけば再発をしないかもわかるし、
体の過去は大事です。
そこを知らないまま未来へ突き進むことは
結局また同じ絡まりを生むだけになりかねません。
鍼灸を受けたのに、絡まりをそのまま放置されているなんて
せっかくかけたお金と時間をムダにしています。
ヒモの絡まりを辿るように
過去に執着してるように感じるわたしの質問があっても
ぜひ、嫌がらずに答えてあげてくださいね(笑)