メンタルのお話では「己を信じる」ことがとっても大事です。
でも「体」に関しては自分を信じてはダメです。
わたしはそれをヒシヒシとお客さんで理解しているので、自分の体に関する感覚を全く信じていません。
「今日は元気だわー!」
「今日はここが痛い、、」
などわたしが感じた自分の体の感覚を信じていないのです。
体に対する感覚にはかなりのバイアス、思い込みが入っています。
お店に来られているあなたなら数回はわたしに指摘されたことがあると思います。
今日は元気だわーと思っていたのに
「いや、今日はあんまり元気じゃないですよ〜」って。
はたまた、今日は元気そうだなーとわたしが理解しても
お客さんからは「しんどい、、」と言われたり。
脳というか心というか魂というか、
そちら側の変化を掴むことがヒトは得意なようです。
体が今どうなっているかを正確に把握できる方はほとんどいないと思います。
なのでわたしは悪くなったらハリに行こう!
ではなく定期的に何があろうとハリに行きます。
そして自分の体の東洋医学的な診断は一切しません。
自分を自分で診断なんて怖くてできないんです。
こうであってほしい!という思い込みがお客さんと同じヒトである自分にもあることを知ると
怖くてできなくなりました。
男性に多いですが
健康診断も毎年していて元気だと思っていたのに突然倒れてしまった、
ということが。
体は無理をしてでも生きる活動を止めません。
生きることが目的だから何があろうと生命力を無理矢理作り出し頑張ってくれます。
それを「オレは元気だぜ!」
と勘違いするのです。思い込みです。
これを長年続けているとポキっとなるのです。
ハリもそうですし他の施術をするところへ行った時にも術者の言葉を信じましょう。
プロの言葉です。
あなたの体ではあるけれど、
プロでないあなたが自分の感覚を信じてはダメ、ゼッタイ。