現代病のかなりの原因がこれでしょうか。
上へ登った熱をコントロールできれば
現代の不調のほとんどをなんとかできそうです(笑)
結局体の冷えも、頭に上げてしまっているせいで
下に足りていないことも多いです。
現代では「下げる」ことが一番大事な鍼灸の技術になると思いますね。
頭があついと
目、頭、耳、喉、あご、首、咳、
など上半身と関連する病気がずらっと並びますね。
他にも内蔵では肺、心臓、
五十肩とかも、そうですね。
もう、上半身ほとんどやん。となりますね。
知らなかったんですが、
ヨガや瞑想にも副作用があり、
「偏差」や「禅病」なとど言われるそうです。
これが私の感じている現代病の
頭に色々登るっていう状態に似ています。
上気して上せたり、お腹が冷たくなり、胸中が熱でもんもんとしたり。
色々と上へ上りすぎの症状が出るそうです。
まさか副作用があるとは思わない方が多くて、
この状態でも良いと感じてやり続けて
精神まで蝕んでしまうことも。
思うんですが、
自分のことって一番が自分がわからないんです。
たぶん、みんな1ミリもわかっていません。
私の鍼灸師としての経験です(笑)
だから、瞑想なども確かに今の世の中では必要だとは思いますが、
まずは自分が今どんな状態かをわかってやることが大事ではないかと思います。
今、健康なのか、不健康なのか。
そこがとても大事です。
小さい頃から、熱を上へあげる人生を送ってきている人が
それを全く気がつかずに、不調にはヨガや瞑想だ!と
自己流ややりすぎで禅病などを起こす可能性がありそうですね。
また、別にプロでもないあなたが
自分の体の事なんか知ろうなんてしなくて良いと思うんです。
体をなんとかしようと思うと
真面目な方は色々方法を探りますが、
結局自分の体を全くわかっていないまま、やみくもに色々やってしまいます。
一番大事な部分がすっぽりと抜けているんです。
でも、それはしょうがなくて、
知る方法があることを知識として持っていないせいです。
そして、それはあなたの仕事ではないのです。
知らないといけないのは、あなたの体をみる側。
問題の本質を知る必要は本来なく、
あなたはあなたの人生を謳歌できる体を手に入れて、
人生を歩くことがとっても大事な私事です。
自分の体を知ることなんて、その隙間に入れてはいけないと思います。
なので、何かを始めようとした時などは
自分を知らなくてもよいために、
体をきちんと見てくれるところへまずは行ってください。
自分の体のことにずっとずっと注目しないといけないなんて、
楽しくもないし、そんな時間はないですよね。