長く来られている方でも、時々ご質問をいただきます。
刺すのと刺さないのってどう違うの?って。
痛くないから刺さない方がよくない?と単純に思ったりしてしまいますが笑、
年配の方には刺してほしい!!とおっしゃる方もいます。
お肌の感じ方や生きてきた経験から来る好みもありますよね。
わたしはお体を変えようする時に変えようとはしていません。
わたしが考える方法で変えようとしても
それがあなたのお体が望んでいるものか、バッチリとはわからないからです。
ご本人にもわからないと思います。
お金も時間もかけてるのにバッチリしてないってなんだか嫌です。。
なので、バッチリ!を追求していったらこうなりました。
バッチリさせたいなら刺さないハリかなって。
(これはわたしの考えで、他の鍼灸師さんとはまた違うと思います。)
体を変えようとする時、なんの力が一体働いているのか?
それは言葉で説明は難しいですが「エネルギーの変化」が先に起こっています。
目には見えません。
この力を何よりも優先させて変えないと、物質的なあなたのお体が
望んでいるバッチリの体にはなってくれないと手で感じています。
刺してしまうと、エネルギーがまだ変わっていうちに
体が意図していないところが先に変わってしまうと思います。
そうすると、治るには治りますが時間がかかってしまう。
また、あなたの体が求めている「治る順番」があるんです。
それは正直わたしにはわかりませんが、いろんなお体を観察して大体の順番はわかります。
だから、自分のやっていることがバッチリなのかがわかるのですが、
わたし自身で順番をコントロールすることは不可能です。
邪魔しかできません。
でも、邪魔は絶対したくない。
バッチリでなくなるから。
刺した時に、痛い!となっても邪魔になると思っています。
ここが自分の悪いところなんだ!
と体にあえて教える必要はないと思っています。
悪いところも一生懸命にあなたに奉仕をしている部分です。
治すために、痛かったりしているのですから。
それを、君が悪いねん!と指摘すると機嫌を損ねてしまうかもしれません。
じゃあ、もっともっとこのままいといてやろうぜ。ヒッヒッ〜と。
機嫌を損ねず、「君はどうしたい?」
と受け入れるとすんなりあっさりと良い部分へと変貌してくれます。
だから、刺さないんです。